根気強く、諦めないリハビリ

脳外傷の後、リハビリが必要になる場合というのは、改善傾向が1年以上長く続く、運動面の障害より高次機能障害の方が問題として残っている、復職や復学など社会的な面でアプローチが必要、という主に3つがあげられます。

リハビリの流れは急性期と回復期以降に大きく分かれます。急性期では、まず基本的な日常動作が自立できるように、安全に歩けるように、運動面を中心とします。言語障害や合併症などが長引いている場合、なかなかリハビリが進まないことがありますが、根気強く辛抱して続けていくことが必要です。

ある程度日常の動作が出来てきても、高次機能障害のために自立できない状況が続く場合、つまり、回復期以降になりますが、こういう状況では、医療機関での入院あるいは外来で高次機能障害のためのリハビリを必要とするケースもあります。

いずれにしても、患者さん本人、そして付き添う家族や親しい方も含めて長期的に辛抱強く続けなければなりません。諦めないことが大切です。